「看板の色あせしやすい色はどれ?」
対策方法は?

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看板や横断幕などを長期掲示している場合、
屋外、あるいは屋内でも太陽がよくあたる場所にあるものは、
残念ながら、色あせ(退色)をしてしまいます。

原因は、日光などから発せられる紫外線や雨によるもの。
ちなみに、紫外線は蛍光灯からも微量に出ているので、
屋内であるから大丈夫!というわけではありません。
物に経年劣化はつきものなので、仕方がないのですが…。

今回は、色あせしやすい色についてお話しします。
少しでも長くもたせたい!という方の参考になればと思います。

看板(インクジェット出力式)や横断幕などの多くの印刷物は、
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のインクで刷られています。

インクは化学的な結合によって色を発しており、結合の強さが異なります。
この結合の強弱で色あせしやすいがどうかが変わってきます。

では、この4色で結合が弱い(色あせしやすい)順は──

黄色や赤色等の暖色系の色が、比較的色あせしやすいということになります。
これらの色は、強調したい場所に使用したい色ですが…、
何よりも、色あせを重んじるのであれば、
結合が強い黒を使用することをおすすめします。

管理に格別気を配っていたとしても、色あせは起き得るものです。
ある程度は消耗品だと割り切り、定期的に交換することもご検討ください。
他からの視線も気分も一新しますよ♪

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